名古屋カウンセリング
うつ病 平均治療期間

うつ病の平均治療期間はどれくらい?治療を長引く原因と素早く改善する方法

うつ病と診断されました。もう10年もうつ病で悩んでいます。漢方を服用しても改善しません。というご相談を弊社でもよく耳にします。

悲しいことに、うつ病と診断されている人も近年明らかに増えています。続くコロナ禍で、世の中全体が疲弊し、拍車をかけているようにも感じます。

きっとこの文章を読んでいるあなたも、周りの人もしくはあなた自身がうつ病がなかなか治らないことでご不安になっているのではないでしょうか。

あなただけではなく、うつ病と診断された多くの人が、精神科や心療内科で治療を受けていくことになります。しかし苦しい症状が何日、何週間と続くと、いつまで続くのかと絶望的な気持ちになってしまいますね。

この記事では、うつ病の平均的な治療期間を解説します。また、最終的な治療のゴールを迎えるためのポイントもお話ししようと思います。

そうすることで、うつ病の平均治療期間をどうしたら短くできるのかなどがわかりますので、ぜひうつ病でお悩みの方は読んでみてください。私たちと一緒に、本格的な改善へ向けて歩みだしましょう!

①うつ病は本当に治るの?徹底解説

うつ病 治療平均期間 

タイトルにも書きましたが、うつ病は、治る病気です。しかし、何年も症状に苦しむ方がいるのもまた事実。ゴールが見えない状況で努力だけをするのはあまりにも酷です。この章ではうつ病において目指すべきゴールがどこなのかを解説いたします。

1-1:うつ病の平均治療期間は?

適切な治療を受けた場合の平均治療期間は、3~6カ月と言われています。また、治療を受けていない場合も、半年~1年ほどで症状が自然に軽快していく場合が多いと言われています。

「ほう、そんなものか」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、大切なのはここからです。

うつ病になった方の約60%が再発し、そのほとんどが一時的な回復から2年以内に起こっている、というデータがあります。

つまりうつ病は、再発を防ぐことを考えてケアしていくことが重要で、これを怠ると症状に長く苦しむループになりやすくなります。(厚生労働省の発表より)

しかし、実際に弊社にご相談をしていただくケースとしては10年以上も悩んでいる方がいらっしゃいます。そう考えると、誰もが2年以内にうつ病から完治できるわけではないと考えています。

②うつ病の完治の定義はどこになる?

うつ病 治療平均期間

うつ病の場合、目指すべき「完治」のゴールはどこにあるのでしょうか。1-1で触れたとおり、再発が怖いのがうつ病です。

「完治」の定義は非常にあいまいなものですが、弊社としては一時的な症状の改善は最終ゴールとは言えないと考えています。なぜなら、社会復帰をしても、再発を繰り返せば、つらい思いをするのは病気をしているご本人です。

弊社では

・うつ病の症状を改善

・メンタルを鍛えてストレス耐性ができるようにケア

という段階を踏み、安定した社会生活を送ることができるようになるところを最終ゴールと考え、カウンセリングを提供しています。

ご家族のためにも早く社会復帰をしたい。そうおっしゃる方をよくお見受けします。うつ病になる方はもともと責任感が強くまじめな方が多いですからね。

次の章では、本質的なゴールに向かうためのうつ病の治療のポイントをまとめました。

②知らないと損をする!うつ病治療を長引かせてしまう原因6つ

うつ病 治療平均期間

うつ病の苦しさから早く安心なゴールに向かいたい、そんなあなたにどうしてもお伝えしたい、治療を長引かせる原因をまとめてみました。

うつ病の治療平均期間を長引かせてしまう原因には、精神科や心療内科の体制、孤独感、ネガティブな情報などが関係をしています。

あくまでも弊社のクライアントの経過、実体験からのデーターになりますので、参考までに読み進めてみてください。

2-1:精神科や心療内科で3分診療

3時間待ちの3分診療、という言葉をご存知でしょうか。病院の待合室で長く待っても診察室ではたった3分の診療だけ、そんな状況を表した言葉です。

この状況は、決して医師の資質の問題だけではなく、日本の保険診療システムのひずみの結果でもあるのですが、それはさておき。うつ病の治療に関しては、この3分診療は百害あって一利なしと言えるでしょう。

たったの3分でできるのは、ガイドラインに沿って決まった投薬をすることです。つまり患者さんの話を親身になって聞く余裕はまずない、と言えます。

しかし、うつ病の患者さんは個々に根底となる苦しい問題を抱えています。これに向き合って対処することで本格的に改善が見込めるのです。

機械的に投薬をするだけではうつ病の平均治療期間は延びるばかりです。患者さんとよく話し、根底の問題を解決してくれる先生との出会いが鍵なのです。

2-2:孤独により常に寂しさを抱えている

ひとりで過ごしているときに、嫌な過去や将来への不安が頭の中をぐるぐる回る経験をお持ちではないでしょうか。

誰かと話し、温かみを感じると、私たちの脳内には幸せホルモンが分泌されます。幸せホルモンが多く出るほど心は安定し、うつ病の治療期間は短縮されます。

コロナ禍が長引くことで、人とのつながりが減っています。形を変えても、誰かと話したりコミュニケーションしたりする機会を設けることが大切です。

2-3:SNS等から入るネガティブな情報

いかにも現代的な問題点です。特に気を付けたいのがTwitterです。

人は、つらさを吐き出し、心の整理をすることで一時的に楽になることがあります。SNSにこうした内容を上げる人もいるでしょう。

しかし、毎日のように誰かの発する「辛い」「悲しい」「死にたい」などという言葉を聞いていると不安になったり、共感をしすぎて苦しくなってしまった経験はありませんか?

連日のように他の人のネガティブさに触れてしまうと、実は間接的に催眠にかかったほどの影響を受けてしまうのです。催眠とは、第三者の言葉が深く自覚できない意識に言葉が入ることです。

特に、繊細で心の優しい人ほど、暗示性(催眠のかかりやすさ)が強い傾向があります。注意して、ネガティブな思考や言葉に触れないよう意識しましょう。

もしもどうしてもSNSを利用したい時はポジティブな言葉や当たり障りのない内容などを見るようにすることをお勧めします。

2-4:食生活が炭水化物に偏っている

麺類、白米、スイーツ。糖質は美味しいですね。私も大好きです。ただ、うつ病の改善に必要な栄養は、実は糖質よりも「タンパク質」「鉄分」です。

また糖質の取りすぎは、低血糖症を引き起こします。低血糖症は血糖値のコントロールがうまくいかなくなる病気です。

うつけしご飯の本を執筆した藤川先生も本でも言われていますが、血糖値が安定していると集中力のある状態になりますが、低血糖症ではこれと真逆、イライラや不安、急激な眠気といったうつ症状に悩まされます。

糖尿病や肥満を予防するための糖質制限は浸透しつつありますが、心と栄養が関係することはあまり知られていません。食事の内容を見直して偏らずに食べ、体の健康とともに心の健康も手に入れましょう。

2-5:太陽の光を浴びない生活

2-2でお伝えした幸せホルモンのひとつでもある「セロトニン」。セロトニンは、私たちの体内で自然に生成される物質で、特にストレスに対して効果があります。

うつ病は、セロトニンが欠乏することが発症の一因と言われており、実際にセロトニンを増やす薬が抗うつ剤として使われています。では、このセロトニンをたくさん分泌するには何をしたら良いのでしょうか。

ズバリいちばんは日光浴です。日光浴と聞くと、外出をしなければいけないイメージがありますが、太陽の光に触れて日向ぼっこをするだけでも十分です。

特に、起床直後の30分間に浴びる日光は効果的とされます。1日15分~30分で十分ですので、意識して日光を浴びて積極的にセロトニンを分泌し、回復を早めましょう。

もしも日光浴が大変な時は、日光浴で得るビタミンDのサプリメントを摂取するだけでもかなり改善したクライアントが過去にいました。

ビタミンDは脂肪になる脂溶性ビタミンですので、過剰な服用ではなく用法や容量はしっかりと守って摂取してくださいね。
参考:OMERON

2-6:体力面の低下や過緊張

心と体は密接に作用しあいます。うつ病になると体が常に緊張状態となり、特に以下のような症状に悩む方が多くみられます。

・肩こりからくる頭痛

・歯の食いしばりや首の張り

・肋骨に筋肉が張り付き、呼吸が浅くなる

・交感神経が活発になり、自律神経の不調が起きる

整体の施術で体の不調を楽にしてあげたり、軽い運動で体力を維持・向上させたりすることはとても有効です。特に、日光のもとでの軽いウォーキングは、②で触れたセロトニンも出ておすすめです。

③うつ病の平均の治療期間を短縮する、たった3つのポイント

うつ病 妻

こちらをお読みの方には、すでにうつ病の診断を受けて治療やケアを開始している方もいらっしゃると思います。そんなあなたに、3つの質問をしますね。

(1)本気で向き合ってくれる先生に出会えましたか?

(2)投薬だけでなく、カウンセリングなどの療法も併用していますか?

(3)食事や睡眠、運動は規則的にできていますか?

このたった3つを、YESにすること。これこそが、うつ病は治る病気です!と言えるようになる条件なのです。詳しくみていきましょう。

3-1:うつ病の平均治療期間の短縮には先生の力が重要

うつ病の治療期間には、先生やカウンセラーの腕前と相性が大きく関わってきます。ただ話を聞いて投薬をするだけの治療では、うつ病の改善は難しくなります。

根本にある心の傷が癒えていなければ、何度も再発するのがうつ病の怖いところだからです。また先生との相性も重要です。これは何よりご自身が体感することでしょう。

本気で向き合う先生とは、あなたのことを受け止め、良さを見出し、将来へ導いてくれる先生のことです。

もしあなたが今、

*いわゆる3分診療だ

*質問に本気で答えてくれない

*薬の量だけが増加して改善が実感できない

など、何か疑問をお持ちなら、今の病院が適切なのか見直すきっかけとしてとらえてみましょう。特に、治療スタートから半年たっても何も改善しない場合、先生の力量不足が考えられます。

3-2:カウンセリングでうつ病の治療平均を短縮させる

うつ病と診断をされると、多くの薬を処方されることが一般的です。しかし、イギリスでは、軽度のうつ病は投薬をせず認知行動療法だけで十分とされています。実際にNHKスペシャルでもイギリスの精神医療についてカウンセリングが重要であることを述べています。

それほど、うつ病の改善にはカウンセリングが有効です。投薬で症状を緩和させることもありますが、それは例えば高熱のときに薬で熱だけ下げるのと似た状態ですから、病気の原因には効いていません。

そこで、うつ病の平均治療期間を短くするためにも、下記のことを意識したカウンセリングを受けることで治療期間を短くすることができます。

<おすすめのカウンセリングの内容>

STEP1:あなたが抱えている問題の整理

STEP2:物事のとらえ方を変え、視野を広げる方法を身につける

STEP3:感情のコントロールを学ぶ

などに取り組み、徐々にうつ病を改善しながら再発を防ぐ力を育てていきます。
もっと詳しくうつ病の改善方法について知りたい方は、下記のリンク先に詳しく書いていますので、読んでみてください。うつ病の改善方法はこちら

話は戻りますが、投薬には副作用の問題があることも忘れてはいけません。精神安定剤の副作用として主なものに吐き気や思考の停止があります。

これはうつ病の症状なのか薬の副作用なのかの判断が難しく、病院によっては副作用のためにさらに薬を追加されることもあります。この場合は投薬内容の見直しも必要です。

専門家と投薬以外の療法や投薬内容について考え、必要なら見直せる環境は、安心と回復につながります。

3-3:うつ病の治療平均期間を短くするには規則正しい生活を

栄養・睡眠・運動など生活習慣を規則的にすることです。心の不調が大きいときはなかなか外出もできません。少しずつ取り組みましょう。できない日があっても大丈夫。あせらず一歩ずつの取り組みが、必ず回復につながります。

・日光浴
難しい場合は、部屋の中からお日様が当たる場所で寝転んだり、座ってぼーっとしていて大丈夫。

・食事
食事がとれない時は、ビタミンのサプリやプロテインを積極的にとってみると少しづつ心が安定をしていきます。

・簡単な運動
無理やり歩かなくても大丈夫です。少しだのび〜とストレッチをしてみるだけで大丈夫です。

全てを一気にやろうとするのではなく、少しづつ行ってみてください。実は少しづつ取り組むことにより、自分に自信がついて自分のことを信じたり褒めたりできるようになります。

④うつ病の平均治療期間をできるだけ短くしませんか

うつ病は良くなったと思ってからの再発率が高い病気ですが、

・整った生活習慣

・親身に向き合ってくれる先生との出会い

・適切なカウンセリングやケアをしてくれる環境

この条件が整えば、うつ病の治療期間は平均3~6カ月で、最終ゴールにたどり着くことができます。最初に申し上げた通り、うつ病は治る病気なのです。

この記事をお読みになって、あなたの不安が解決の方向に進めたら幸いです。もし、もっと深く知りたい点や、疑問点があるようでしたら、どうぞお気軽に弊社にお問い合わせください。

また、弊社のカウンセリングに対しての考え方に弊社が行っているカウンセリングの詳細とデメリットをまとめました。うつ病の治療平均期間を少なくしたい方はぜひ読んでみてください。また、もっとうつ病の改善方法について知りたい方は、今日からできるうつ病の改善方法をご覧ください。

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