名古屋カウンセリング
うつ病の改善方法

今すぐできるうつ病改善方法、ひどくなる前にすぐに対応しましょう

不安な気持ちが続く、喉が詰まってうまく声が出ない、動悸がする、よく眠れない、それはうつ病なのかもしれません。でも、うつ病かもと思ってもどうしてよいか分からないものです。

人には相談しにくいし、病院にかかろうと思っても、心療内科ってどんなところなのだろう怖いな。

もう少し我慢していたらよくなるかも、なんて思いながら、どんどん身体も心もおかしくなってきている気がする、そんな状況になっていないでしょうか。

ここでは、うつ病ってどういう病気で、何が原因なの? 自分でうつ病は治せるの?ということをお伝えしてみたいと思います。

①うつ病は脳の病気とは言い切れません

うつ病脳の病気

精神科・心療内科ではどう診断するの?
心療内科や精神科では、うつ病かどうかのチェック項目となる質問をいくつか行い、該当するとうつ病と診断されることになります。

このチェック項目はインターネットで検索しても出てきますが、何かあって落ち込んでいる時、苦しい時であれば誰でも該当しうる項目なのです。

つまり、悩んだ状態で病院にかかると、誰しもがうつ病という診断をつけられる可能性が高いのです。

1-1:うつ病は先天性のものと後天性のものがある

精神医療の現場では、うつ病は脳の病気だといわれてきています。

しかし、弊社代表がイギリスで研究を積み重ねたところ、3割の患者が先天性の脳の機能障害が原因でした。

しかし、残りの7割の患者は生活環境であったり、思い込み、物事の捉え方、性格など後天性によるものが原因でうつ病が引き起こされている、ということがわかりました。

つまり、うつ病になった多数の方の発症の原因は脳にあるのではなく、生活環境や性格にあるということになります。こんな実験データがあります。

健康な人に「あなたはうつ病の可能性がある」と伝えると、7割の人が体調を悪化させました。

自分はうつ病だと思っている人に「これはうつ病の特効薬である」と本当はただのビタミン剤を飲ませたところ、8割の人が治ったと感じ、社会復帰をしたのです。うつ病とは、思い込みにより、悪化したり良くなったりする病気なのです。

<うつ病を改善するポイント>

病院でのうつ病の改善は、お薬を飲むことが中心となります。薬は脳に作用し、つらい状態の気持ちや衝動的な気持ちを落ち着かせてくれる効果があります。

しかし、うつ病の本当の原因が、あなたの内面にある場合、薬だけでの根治はできません。

心の根底にある原因を探り、原因に対処することが大切となります。それができるようになれば、再発予防にも大きな効果があります。

②うつ病を治すための3つのポイント

うつ病の改善のポイント

うつ病を改善するために、次の事を意識することが大事です。病院で処方された薬を漫然と飲んでいくだけでなく、自分で治すつもりで、自分にできることをすることが回復の近道になります。

2-1:うつ病の改善ポイントは、食生活

うつ病の症状が起きている原因に、脳の中の神経伝達物質のバランスが乱れることがあります。

お薬にはバランスを整える作用がありますが、食事面でも、鉄分・タンパク質を多めに摂る、炭水化物・糖分の摂取量を減らすことで、バランスを整える効果が期待できます。

具体的には、インスタント食品・菓子パン・お菓子などの摂取は少なくしましょう。そして、鉄分サプリをとりながら、お肉・お魚・卵などのタンパク質を必ず毎日の食事に取り入れるようにしましょう。

食生活が改善されると、お薬を止めた時の再発防止にもなります。

2-2:うつ病を改善するためには、日光に当たるようにする

神経伝達物質のひとつ、セロトニンは、別名で「幸せホルモン」と呼ばれており、感情や気分のコントロール、精神の安定に大きな影響を与えるホルモンです。

このセロトニンが不足すると、集中力の低下や睡眠障害、疲労感、焦燥感を招いてしまいます。

セロトニンは、太陽の光を浴びると活性化され分泌がうながされるので、日光浴が有効なのです。

また、人間に不可欠な栄養素のひとつであるビタミンDは、日光を浴びることにより皮膚で生成されます。

血中のビタミンDが少なくなると、うつ病のほか、多発性硬化症、アルツハイマー病、パーキンソン病、統合失調症といった中枢神経疾患の発症リスクが高くなってしまいます。

日光に当たることで日焼けすることが気になる方は、手のひらを日の当たる場所に出すだけの「手のひら日光浴」がおすすめです。

手のひらは、日焼けの原因となるメラニン色素が少ないため、日焼けがしにくいのです。

熱中症や脱水の懸念もなく、家の中で、日の当たる場所に手のひらを15~30分当てるだけでビタミンDの生成をすることができます。
参考:スポーツ栄養学

2-3:ものごとの捉え方を変えるとうつ病が軽減する

あなたが、どういったときにストレスを感じるのか、不安に思うのか、どういった人の行為が気になってしまうのか、自分の行動を思い返して、ノートに書きだしてみましょう。

そして、更に、なぜそれらがストレスに感じるのか理由を追求してみましょう。●●なことがあったから、〇〇と言われたから、××なことをされたから、そういった理由が出てくると思います。

しかし、ここであなたの捉え方について変えることを考える必要があります。起きた事・言われた事・された事、それらの事実が原因なのではありません。その事実を受けたときの、あなたの捉え方に原因があると考えるのです。

認知行動療法では「起こった出来事をあなたがどのように捉えて行動したかによって、あなたがどんな気分になるかを決めている」と考えます。今までストレスを感じていた捉え方を変えます。

例えば、

・起きた事は偶然であり、悪いことが起きたから次は良いことが起きるととらえてみる。

・あの人はこう言ったけれど、そういう考え方になる背景があったのかもしれないな、もしくはそういう考え方の人である。

人は人で自分は自分、など捉え方を変えることができるようになります。そうすると、あなた自身の感情が揺さぶられないようにするのです。

③薬物療法は本当にうつ病に効果があるのだろうか?

うつ病=薬物療法のイメージがとても強いですよね。精神安定剤の副作用に悩む人たちもとっても多いのが現状です。実際に薬物療法は本当に効果があるのか不安な方にうつ病の薬についてご説明をします。

うつ病 薬

3-1:うつ病に処方されるお薬の種類と副作用

うつ病のお薬の代表的なものは、抗うつ薬といわれるものです。お薬というものは、つらい症状を緩和することに役立ちます。

しかし、多かれ少なかれ副作用が起きる可能性はあるため、正しい知識をもって服用方法を守ることが大切です。

抗うつ薬を服用することで起きる可能性のある副作用には、
・食欲不振

・のどの乾き

・倦怠感

・頭痛

・めまい

・震え

・眠気

・尿の出にくさ

・性欲の減衰

・性機能の異常

・発疹

などがあります。

お薬の飲みはじめや増量した時、長く飲んでいたお薬を中断した際に、重大な副作用が起こる可能性があります。副作用が出てつらい時は、主治医に相談しましょう。

また、SSRIという脳の中の神経伝達物質のうちの1つセロトニンの働きを増強させる効果のある抗うつ薬があります。

このお薬の副作用に、頻度は非常に稀とされていますが、不安、イライラする、混乱する、というような症状があります。

SSRIのパキシルという薬を服用したことで自殺を誘発したというような危険な事例が報告されたことがあります。

しかし、抗うつ薬を服用したことによる自殺は非常に稀な事例で、このパキシルを服用している人もごく少数のため、正確な因果関係は確認できておらず、服用方法を誤った可能性も指摘されています。


お薬の効用を理解し、時には重篤な副作用が起きる可能性もあることを認識したうえで、正しい服用方法を守り、副作用が起きた場合は主治医に相談するようにしましょう。参考:独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

3-2:うつ病を改善するための薬とのつき合い方

お薬には副作用がありますが、その一方で今ある心のつらさを緩和することができます。

例えば、死にたくなってしまった、どうしても寂しくて、涙が出て苦しくてたまらない時に、その気持ちにストップをかけて楽にしてくれます。

しかし、薬はあくまでも対処療法であり、一時的に感覚を麻痺させている状態です。うつ病になった原因を治すものではありません。

うつ病の原因はどこにあるかというと、心の根底にあります。
根底の心の傷と疲れを心理療法で癒やし、対処することでうつ病の原因を解消し治癒するのです。

今、つらい状態を緩和するために、薬を飲むことも治療のうえで大事なことですが、治すためには、心の根底にある原因を解消することが必要となります。

3-3: 薬では、うつ病になった原因を解消することはできない

上に述べたように、お薬はあくまで対処療法であり、つらい状態を緩和することはできますが、うつ病の原因となった根底の問題の解消はすることができません。

実は、うつ病の再発率は非常に高いのです。うつ病から社会復帰し、復職したがなんらかの病状のために再び病気休暇を取得したという人は、復職後の1年後は28%、2年後は37%、5年後は47%にものぼります。

厚生労働省「主治医と産業医の連携に関する有効手段の提案に関する研究」よりうつ病の再発率は、3~6カ月で約60%とも言われています。

このような再発率の高さは、うつ病になった原因が解消されていないためです。うつ病の治療が薬だけでは不十分であることを示しているかと思います。

うつ病になった原因を解消すると、それまでより生活環境が整えられ強い心の自分になり、再発を予防することができるのです。

うつ病になった原因を解消するには、「心の傷を癒やす」「物事の捉え方を変える」「ストレスに強くなる」この3つが必要不可欠となります。

この3つに有効な治療法は、心理療法です。心理療法にはさまざまな種類がありますが、共通しているのは、他者と「話すことによる治療」ということです。

心理療法とは患者の話を聞くだけではなく、ワークブックや会話を通じて、感情のコントロールや物事を解決する力や捉え方を変えていくことです。

④うつ病を改善するための一歩を踏み出そう

うつ病改善

うつ病になった原因のほとんどは、脳の異常ではなく、あなたの心の中(生育環境や物事への捉え方)にあります。

うつ病を改善するためには、ご自身で自分の心のドアを開いて原因を認識して、客観的にどのように変えていったらよいのか考える必要があります。しかし、病状によってはかなり難しい作業になるかと思います。

うつ病をきっかけに、深く自分のことを知って、病気になる前よりも強い自分に生まれ変わることができます。そのお手伝いを致しますので、気になる方は、3ヶ月で効果を実感できる弊社のカウンセリングの特徴をご覧ください。

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