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初回の相談内容
30代男性:夜中になると体調不良も重なり、深夜2~4時になると頭痛 で起きてしまいます自分ではよくわかりません。そして、眠れない日々が続くことで一日中、頭がぼーっとしています。
もう耐えられなくて、 ひどい時には、あがきながら思いっきり床を蹴ったり、壁を殴ったり、しまいには自分の顔を殴ったりしてしまう自分に自己嫌悪に陥ります。時々ですが、記憶の欠如もあります。
体が勝手に動いていると家族から言われて、自分でも驚きが隠せなくなり、もはや恐怖でしかありません。
その症状が酷くなるのは、 強いストレスを感じたとき、そしてそれを我慢したときほど、このような症状が出たりします。
病院に行こうか迷いましたが、心療内科には行きたくないのでやめました。だから助けてほしいです。そしてこのような症状はなぜ起こるのか、知りたいです。
Q:カウンセリングを受けようと思ったきっかけは?
・あまりにも眠れない日々が続くことが怖いし、体調不良のままでいることが嫌になりました。
・夜中に起きて、自分を殴ってしまうなんて、絶対におかしいと思っているのですが、どうしていいのか分からなくなってしまったこと。
・おかしくなってしまった自分を家族が気味悪がっていることも嫌で仕方ないくなりました。
Q:カウンセリングを受けていくうちにどんな変化がありましたか?
・普段通り眠ることが出来るようになり夜中に起きることがなくなりました。
・壁を蹴ったり、自分の顔を殴るようなこともなくなりました。
・頭痛がなくなったことで普通の状態に戻れたと思えるようになったことが一番、嬉しかったです
Q:改善された今の心境を教えてください
・こんなに楽になれるのであれば、もっと早く相談すればよかったと思っています。
・今ままでのような、頭の中がぼーっとする感じもなくなったことで安心することが出来ました
・これからはストレスを溜め込んでしまったり、我慢することをやめて、定期的にストレスを溜めないように吐き出していこうと思います。
Q:悩んでいる方へのアドバイスをお願いします
・原因がわかれば安心して対処できますので、自分が少しでもおかしいなと感じたらすぐに見てもらうことをおススメします。
・しっかりと寝れるようになれることで、ストレスも減り、我慢することがなくなることで精神的にも安心することが出来るようになりますので、気になる人はすぐに見てもらったほうがいいと思います。
公認心理師:吉田澄央
ライフファクトリー東京代表。「改善するカウンセリング」の実現のために、今まで1万回を超える精神科診療に同席。現役の心理師でありながら日平均来院数1000人以上の精神科医院にて、患者相談部門の事務長を任される経歴を持つ精神科医療分野フェッショナル。
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