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初回の相談内容
20代女性うつ病と不眠を併発してます。この4年間ずっと薬を飲み続けていたのですが、最近はいつもの薬を飲んでも眠れなくなりました。
そして、少し前から脈が早くなってきたなぁと感じたので、担当の医師に相談をしたところ、ストレスだと言って私の話を信じてくれないし、全く聞いてくれようともしません。
本当にストレスが原因なのかということも信じられなくて、不安しかありません 。こういった現象について主治医に話をしていますが、何を聞いても曖昧な答えばかりです 。私の心は壊れてしまいそうになってとても辛いです。セカンドオピニオンも何回も断られています。
睡眠薬を飲み始めてまだ4年ですが、睡眠薬の副作用のほうが強く働くようになり、注意書きに書いてある副作用の不眠が現れてしまっているのではないか?と思い始めています。
ただ減薬治療を求めて、他の精神科医に相談した所、ベンゾジアゼピンと非ベンゾジアゼピンの同時処方は行ってはいけない処方と説明され減薬すら不可能と診断されました。
Q:カウンセリングを受けようと思ったきっかけは?
・今までは問題なかった市民約が効かなくなり眠れない日々が続いているので困っていました。
・私が何を言っても信じてもらえず、曖昧な返答でごまかすようなことしか言わない主治医が信用できなくなったからです。
・黒い塊のオーブが空を飛んでいるのが見えるようになり怖くなったからです
Q:カウンセリングを受けていくうちにどんな変化がありましたか?
・不思議なことに、睡眠薬を飲まなくても寝れるようになりつつあります。
・精神科に言われたことも信用しなくてよかったと本当に思っていますし、これで安心して改善できると思えるようになったのでとても嬉しい気持ちです。
・来年くらいには、薬を飲まなくても寝れそうなくらいに改善してきているので不安が一気に消えていきました。
Q:改善された今の心境を教えてください
・一番思うことは、寝れるようになったということが何より嬉しいことです。
・ずっと情緒不安定なとことがあったのですが、それも安定してきたのでホッとしています。
・改善したいのであれば、やはり信用できるところにお願いするのが一番いいなと思いました。
Q:悩んでいる方へのアドバイスをお願いします
薬は本当に危険なものだと思います。飲み合わせによっても副作用が起こることもあると思います。多量の薬を飲んでいるということは体にものすごい負担を与えている事になるので、今まで多量に飲んでいた自分を振り返ると今でもぞっとします。
薬がなくてもここにお願いすれば治せることを知ってほしいと思います。薬に頼るばかりではなく、本当に信頼できる人に協力してもらうことが何より大事な事なんだと実感することが出来ます。
公認心理師:吉田澄央
ライフファクトリー東京代表。「改善するカウンセリング」の実現のために、今まで1万回を超える精神科診療に同席。現役の心理師でありながら日平均来院数1000人以上の精神科医院にて、患者相談部門の事務長を任される経歴を持つ精神科医療分野フェッショナル。
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