名古屋カウンセリング
統合失調症 治し方

統合失調症の治し方をカウンセリング会社がまとめました

統合失調症は治らないと思っていませんか。今の精神医療のあり方としては、統合失調症は脳の病気であることが前提となっていることも多いかと思います。

弊社の考え方ですが、一概に先天性のものか、後天性の環境によるのかは分からないのが本音のところです。

なぜなら、これまで統合失調症は治らないと診断されてきたクライアントが、正しいカウンセリングや食生活を整えることで状況は少しずつ回復をしている からです。

そこで、今回はこれまでの統合失調症の治し方についてまとめました。

①統合失調症は治るって本当?

統合失調症治る

統合失調症の原因は、はっきりと解明していません。また、一口に統合失調症と診断されても思考がまとまらないパターンもあれば、盗聴されているなどの症状を抱えている場合もあります。

しかし、それぞれの状況に最適な心理療法やカウンセリング、そして薬物療法を受けることで、統合失調症から克服しているひとたちも大勢います。症状が治まり社会復帰されている方も多く、治る病気であることを忘れないで ください。

まずは、あなた自身が統合失調症は必ず治ると信じることが何よりも大切です。また、統合失調症そのものの症状について詳しく知りたい方は、先に、統合失調症が丸っとわかる!具体的な症状をお伝えします。を読んでみると分かりやすいと思います。

②統合失調症の治りを早くする3つのポイント

統合失調症の治し方のポイント

統合失調症を治すためには、主に3つの方法があります。それは、安心した環境、統合失調症の原因を癒す、人に話を聞いてもらう。それぞれ具体的に統合失調症を治すためのポイントをお伝えします。

2-1:安心して過ごせる環境に整える

統合失調症に至った状態の今は、身体も心も限界に疲労している状態ですので、リラックスして過ごせる状態を維持できる環境つくりをする必要があります。

仕事を休職したり、学校を休んだり、何かしなくてはいけないことをすべて取り除き、毎日ゆったりと過ごすようにすることが必要です。

一人ではなかなか難しいと思いますので、家族や身の回りの人に助けを求め、自分がリラックスしてすごせるように意識してみてください。

可能でしたら、人につらい気持ちを話してみましょう。リラックスできる香りを部屋に置いたりするのもおすすめです。

2-2:統合失調症を治すには、原因を特定することが重要

統合失調症は、脳の機能障害によるものとされていますが、本当の原因はまだ解明されていません 。少し調べてみましたが、脳の病気であると記載されている媒体もあれば、下記のように書いてあるサイトもあります。

発症の原因は正確にはよくわかっていませんが、統合失調症になりやすい要因をいくつかもっている人が、仕事や人間関係のストレス、就職や結婚など人生の転機で感じる緊張などがきっかけとなり、発症するのではないかと考えられています。参考:厚生労働省 統合失調症

脳の病気なのか、それとも遺伝的なものなのかははっきりとはわかっていません。しかし、いずれにしても心理療法や環境を変えることで症状が落ち着く と国も発言をしてますので間違いないかと思います。

また、弊社がこれまでに診てきたクライアントのなかで、脳ではなく、心の中にある要因が大きく関わっている事例が多く ありました。

人は、生まれもった性質だけではなく、それまで育ってきた環境や、遭遇した経験によるものが心に大きく影響を及ぼしています。それが、気がつかぬうちにストレスの積み上げとなっており、あるとき心の病を発症する原因となるのです。

例えば、親が過干渉だったことによるアダルトチルドレンいじめ なども理由のひとつです。この幼少期の心の傷をお薬で改善することは難しいです。

精神薬というものは、今の症状を緩和するためのもので、心の傷を癒やすことはできません。 投薬治療だけではなく、心の傷を探し癒やすことも行うことが、統合失調症を治すための近道となります。 

2-3:統合失調症を治すために、人に話を聞いてもらう

統合失調症は孤独になることにより、悪化することが分かっています。家族、身の回りの人、お医者さん、カウンセラー、誰かに話をする機会を多く持つようにしましょう。

自分のつらい症状を周りに話すことで、治療に必要な環境つくりのサポートもしてもらえるようになります。

③統合失調症を治すには食事療法も有効

統合失調症の治療には食事療法も重要です。統合失調症と診断された多くの方に栄養障害がみられます。ビタミンB群不足、タンパク質不足、低コレステロール血症など、これらの栄養障害が統合失調症による神経症状の原因になっていることがあるのです。こんなデーターもあります。

統合失調症と診断されている方の中には、多くの栄養障害を伴っている方がいらっしゃいます。栄養障害の種類としては、ビタミンB群不足、タンパク質不足、低コレステロール血症などが挙げられます。このような栄養障害が統合失調症の神経症状の起因となっていることもあるのです。
参考:所持きで治す心の病part2:統合失調症とビタミンB3の効果

このように、血糖調節に異常のある血糖症で、幻聴や幻覚といった統合失調症症状を起こす ことがあります。

疲れやすい、集中力がない、感情を抑えられないなど精神症状や自律神経症状を伴う血糖症を機能性低血糖症といいますが、機能性低血糖症の最も多い原因は、糖質の過剰摂取です。

私たちの身体に入った糖質は、消化器官により分解されていき、小腸で体内に吸収され、血液にのって全身に運ばれてエネルギー源として利用されます。

血液の中の糖分の量、つまり血糖値をコントロールしているのが膵臓で、血糖値が上がりすぎるとインスリンというホルモンを出して、血糖値を正常に保つようにコントロールしています。

しかし、頻繁に入ってくる過剰な糖質に対応していると、膵臓は疲れて分泌するインスリン量を制御できなくなってしまい、過剰に放出して、必要以上に血糖値を下げてしまうのです。これにより、低血糖症が起きます。

低血糖症を改善するには、糖質摂取量に気をつけるようにして、良質なタンパク質や脂質中心の食事にして血糖値をコントロールし、ナイアシンを中心とした栄養素を補給する 治療をおこなうことになります。

統合失調症を治すために特におすすめの食材

・牛肉
鉄分と良質なタンパク質、ミネラルが多く含まれていますので、病気を予防する生体機能があると言われています。

・豚肉
エネルギーの代謝を促すビタミンB1、粘膜を増強してくれるビタミンB2、筋肉や血液の生成を助けるビタミンB6があります。

・マグロ/タラコ
ナイアシンを多く含むマグロやたらこがおすすめです。
皮膚の機能を保持し、糖質・脂質・タンパク質の代謝に役立ちます。

④統合失調症が治りにくいといわれている理由

統合失調症治らない

統合失調症が治りにくい理由は主に2つあります。1つ目は日本の精神医療のあり方、2つ目は統合失調症を引き起こしている根本の問題を癒せていないことです。それぞれの詳細をご紹介します。

4-1:日本の精神医療は薬物療法がメインだから

日本の心の医療は、心の病を治療するために、薬で治療することがメインの治療法です。幻覚や幻聴、思考がまとまらないといった症状を伝えると、その症状を抑えるための薬が処方 されます。

薬によって症状は緩和されますが、統合失調症になった心の奥にある理由を放置したままですと、ずっと薬を飲み続けるだけで、根本的な治療にはなりません

弊社にご相談に来られる方からも、長らく心療内科に通院しているが、薬の処方がされるだけの短い時間の診療に疑問を感じたという声 がありました。

統合失調症になった理由が必ずどこかにあります。この理由を放置して、症状を緩和する薬だけでの治療は、原因を治癒することができず、大切な人生の時間が経過していくばかりになってしまいます。

4-2:心の傷が癒えない原因を癒せていないから

統合失調症の原因となっている心の傷は、幼少期の家庭環境やいじめ などが影響していることが多くあります。

弊社に来られる相談者のなかには、まだ思い出すだけで辛い経験がある、薬を飲んで感情は抑えられているが、思考がまとまらず言いたいことが言えない、というようなご相談があります。

大切なことは、薬で症状を抑えるだけではなく、それと同時に統合失調症を引き起こした根本の原因はどこにあるのかを見出しケアをしてあげることです 。根本の心の痛みを癒すことで、社会復帰することもできるようになります。

⑤統合失調症を改善するためにお勧めの6つのステップ

統合失調症治し方のポイント

弊社では、以下のようなステップでカウンセリングを行いながら、統合失調症の改善をおこなっております。そうすることで、入院歴のある方でも、10年以上統合失調症で悩んでいた方も徐々に回復しています

また、薬での治療を続けてきたが改善しなかったという方も無事に社会復帰をされています 。ぜひ参考にしていただき、お近くのカウンセリングでも対応可能かを聞いてみてください。

STEP1:詳細な傾聴のカウンセリング

これまで、あなたがどのように生まれて育ってきたか。今までの環境・経験について。現状、服用をしているお薬のことなど、詳細にお伺いします。

辛い気持ちになったことや、衝撃的な出来事もあったかもしれませんが全てカウンセラーが受け止めます。

また多くのクライアントの場合はお薬の強さによって体がだるくなっているケースもあるため、必要であれば提携をしている精神科医の指示のもとに減薬するための方法も考えます。

STEP2:心の中にあるモヤモヤを全て消化

つらいことや傷ついたこと、言えなかった心の本音、人生や社会への疑問など、お伝えいただいたこと全てについて、ひとつ、ひとつカウンセラーが一緒になり紐解いていきます。

苦しい気持ちを抱えたままセラピーをすることにより体に負担をかけてしまいます。そうならないようにするためにも、まずは心の整理をします。

利用する療法は話を聞くカウンセリングです。また、それと同時に食事療法をスタートさせます。(タンパク質メインの食事を行います)

STEP3:自分の気持ちを受け止める

心の整理を終えて、今起きている症状や状況をしっかりと理解をすることができたら、今度は自分の考え方を少しずつ変えていきます。

悲しい、苦しい感情は誰でも起こりますよね。そんな時にどうやって自分の気持ちを相手に伝えるのか、そして辛い気持ちは事実とどう違うのか?なども体験をします。

具体的な心理療法としては、認知行動療法、弁証法的行動療法、催眠療法を利用します。

STEP4:マイルールを手放してみる

長年培ってきた、物への考え方を変えることは簡単ではありません。自分の考えと現実との隔たりは知らないうちにストレスを蓄積させ、物事に対する意欲は失われていきます。

そのストレスを軽減させるために、自分の中に隠されている思考の癖や価値観を明らかにして、しっかり自分で認識します。

STEP5:自分らしい生き方を見つける

自分の状況を明らかに見ることができたら、そこから、どんな自分になりたいかを探求します。

今までのような、負の感情に飲み込まれやすい、人に助けを求めるのが苦手、我慢をしすぎてしまいストレスを限界まで溜めてしまう、という自分では、また病気になってしまいます。

感情のコントロールができるようになりたい、コミュニケーション力がほしい、ストレスとの付き合い方を知りたい、など、あなたはどんな自分になりたいでしょうか。

無理なく日常生活を快適におくるためのスキルは、これからの一生を通して使える必要不可欠のスキルとなるでしょう。

STEP6:目的に合わせたコーチングを行う

感情のコントロールの方法、人とのコミュニケーション力の育て方など、社会で生きていくために必要なことをお伝えします。

そうすることにより、これから先に何かつらいことが起きたとしても、ひとりで乗り越えられる心の強さや問題の解決方法を身につけることができます。

以下の心理療法を、クライアントの状況に合わせて複合的に活用します。

利用する心理療法の種類

・傾聴カウンセリング
・認知行動療法
・催眠療法
・弁証法的行動療法
・オープンダイアローグ
・家族療法
・作業療法

⑥統合失調症の再発防止をするための心のケアも重要

統合失調症の再発防止

統合失調症を含めてうつ病などの精神疾患は、再発しやすい心の病 です。なぜなら、ストレス耐性やコミュニケーション能力を高めていなければ、辛い出来事が起きた際に乗り越える力を持つことができないからです。

そこで、将来的に辛い思いをしないようにするためにも、統合失調症の症状が一通り緩和をした際に再発防止のケアをすることも重要 と考えています。更に詳しく、ストレスケアや感情のコントロール、コミュニケーション能力が必要なのかをまとめました。

6-1:ストレスコントロールが必要な理由

ストレスコントロールとは、ストレスに耐える力を強くする、ということではありません。ストレスコントロールとは、ストレスに耐えるのではなく、ストレスの元を見つけて対処法を考えて行動に移す ことができるようになったり、自分でどうすることもできないことなら柳のように柔軟にかわす術を身につけることです。

例えば、職場で上司や先輩から叱責や注意を受けたとします。誰しも恥ずかしくなったり、つらい気持ちになると思います。ですが、ここでストレスの元はなんでしょうか。叱責・注意を受けたこと、だと思います。

つまり、どうしたら叱責・注意を受けたことについて挽回できるか、と前向きにとらえることが、ストレスの元を見つけて対処法を考える、ということになります。

一方、職場で偶然的に嫌な思いをすることもあるかもしれません。相手に悪意あることか善意あることかもわかりません。そんな状態で、相手の気持ちを確かめる術もないような出来事もあるかもしれません。

そんな場合は、自分でストレスの元を突き止めることができないため、自分でコントロールできないストレスとなります。そういった場合は、悩んだり不安に感じる時間が無駄と割り切りましょう。それが柳のようにかわすという術になります。

ストレスコントロールとは、いかに合理的な決断をして行動をするか、ということになります。

悩んでしまう人の多くは、他人からの評価を気にしすぎる特徴があります。

他人の評価は、時間の経過や状況次第などで大きく変わるものですので、絶対的なものではありません。他人の目を気にしすぎないことも大事です。

6-2:感情のコントロールが必要な理由

つらい時、嫌なことに遭遇したとき、「嫌だ、恥ずかしい、何も考えられない」というような状態になるかもしれません。その感情をコントロールできないでいると、ストレスの元を見つけることも対策もできません。

ただ怒りや後悔、自己嫌悪などの暗い気持ちに飲み込まれ続けるのです。
そうならないためには、自分の感情が高ぶりやすい状況を把握しておくこと、普段から他人の気持ちを考える習慣をつけること、気持ちを切り替えられるクセをつける ことが効果あります。

感情のコントロールができるようになると、嫌なことを言われた、場面に遭遇した、という状況でも、ネガティブな感情に沈み込むことなく、すぐに切り替えてストレスの元へ対処することができます 。他人に対してネガティブな発言をすることによって衝突してしまうことも減ります。

6-3:コミュニケーションスキルが必要な理由

社会で生きていくには、人と関わることが不可欠です。時に衝突することもあるかもしれませんが、多くの場合、人との出会いは人生を明るく彩るものとなります。

そういった出会いを大事にして、自分自身が楽しい人生を送るためにも、コミュニケーションスキルは大切なものとなります。社会復帰をされる場合も、コミュニケーションスキルがあればお仕事がやりやすくなるでしょう。

⑦統合失調症はカウンセリングで回復します

統合失調症は、ひと昔前までは治りにくい病気とされていましたが、現在は多数の治療薬があり、自分の症状にあわせた薬を飲みながら症状を抑えつつ、心の中の原因を見つけ対処する心理療法をおこなうことで治すことが可能となっています。

薬を長く飲んでいるが症状がよくならない、再発を繰り返しているなどお薬での治療に限界を感じられているようでしたら、弊社にご相談ください。


提携している精神科医の指導のもと、お薬と心理療法でのアプローチの両方を利用して、統合失調症の原因をつきとめ解消するお手伝いを致します。詳しくは、ライフファクトリーのカウンセリングの特徴をご覧ください。

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