初回の相談の内容
社会不安障害とパニック障害がどうやっても治らず 、困っています。それまで必死に耐えてきましたが、これは性格だと諦めて症状と付き合ってきました。ですが、こんな自分でも結婚をしたいという願望から、改善したいと思いました。
私なんてこんなものかという気持のまま死んでいきそうな日々が続いています。僕はいつも相手のことばかりを気にしてしまう性格なんです。だから人間関係を苦手としているうちに、常に誰かに見られている気がしたり、不安になっていました。
挙句の果てに、電車にも乗れなくなり、すぐにパニック障害のように過呼吸が始まります。本当に辛いです。
Q:催眠療法を受けようと思った理由は?
こんな状態のまま死んでいくと思うと悔しくなり、すごく嫌な気持ちになりました。性格的に仕方ないと諦めていましたが、どうにかパニック障害を直したいという気持ちが日に日に増してきました。
電車に乗ることも出来なくなってしまっては日常生活に支障をきたすので、生活していくことも出来なくなってしまうので、どうにかしたいと思いました。この苦しい気持ちを抱えているのが嫌になり、催眠療法を受けてみようと決意しました。
Q:催眠療法を受けている最中はどのような気持ちでしたか?
体中がポカポカした気分になり、すごく気持ちの良い感じでした 。何故だか分かりませんが、心の中の色々なものがキレイになっていくような感じがして、自然と涙が溢れてきました。
心の中で見え隠れしていた雲が、徐々に晴れていくのがわかったと同時に、自分の気持ちも楽になっていたのがすごく分かりました。
Q:催眠療法を受けてみていかがでしたか?
本多先生にもっと早く出会えていれば、こんなに苦労せずに済んだのに…。と思ったのと同時に、とても感謝しております。今はなぜか相手に対しても不安を持つこともなくなったし、自分の中で急にパニック状態になったとしても対処法がわかったので、今では、その回数ですら減少傾向にあります 。
もっと早く催眠療法を受けていれば、失ってしまった過去を、今のように本物の自分として取り戻すことが出来たはずだと思います。
公認心理師:吉田澄央
ライフファクトリー東京代表。「改善するカウンセリング」の実現のために、今まで1万回を超える精神科診療に同席。現役の心理師でありながら日平均来院数1000人以上の精神科医院にて、患者相談部門の事務長を任される経歴を持つ精神科医療分野フェッショナル。
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