初回の相談
妹の夫がうつ病になってしまいました。休職中で、産業医と会社から紹介された心療内科で定期的に診療していますが、効果がありません。
必死で治療に協力している妹を見て、私も胸が塞がれる思いです。双方の両親や兄弟もできる事はしています。ですが、ついに妹が死を口にするようになってしまいました。妹もストレスなのか、原因不明の体調不良に悩まされているそうです 。(目まい、急に身体が痛む、筋肉が痙攣するなど)
子供達が明るくいてくれるのが唯一の救いとなっております。そこで、催眠療法はどうかと思ったのですが、どうでしょうか?
Q:催眠療法を受けようと思ったきっかけは?
子供の世話をしないといけないと思っていても、体が言う事を聞かなくなってきてしまい、私までダメになってしまったら子供たちに迷惑をかけてしまうと思いました。 体力的にも限界に近付いていることが自分でもわかるほど苦しくなってきてしまいました。
これ以上、夫が苦しんでいる姿を見ているのが辛くなって催眠療法で楽にさせてあげたいと思居ました。診療内科で薬をいただいてますが、薬の使用が多くなりすぎると健康面でも不安が出てきてしまう と思ったからです。(旦那さまのご感想)
Q:催眠療法を受けている最中はどのような気持ちでしたか?
じわじわと体が温まっていき、ポカポカとした心地の良い気分になっていくのがはっきりとわかりました。体が温まっていくのと同時に、ゆっくりと何かに包み込まれるような、気持ちよさを感じました。(旦那様のご感想)
Q:催眠療法を受けてみていかがでしたか?
ただ、まったりと過ごしているだけなのに、心の中がすっきりとしていくのが分かりました。ぐっすりと眠ることが出来なかったのが嘘のように、寝れるようになりました。
薬を飲み続けていくのは嫌だなぁと思っていましたが、催眠療法のおかげで薬を減らせるようになってよかったです。 これからゆっくりでもいいから社会復帰をしたいと思えるような心境に久々になることが出来ました。(旦那様のご感想)
公認心理師:吉田澄央
ライフファクトリー東京代表。「改善するカウンセリング」の実現のために、今まで1万回を超える精神科診療に同席。現役の心理師でありながら日平均来院数1000人以上の精神科医院にて、患者相談部門の事務長を任される経歴を持つ精神科医療分野フェッショナル。
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