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初回の相談内容
40代女性私のストレスは、家庭の事情が原因でした。夫と全然とうまくいかず、5年前から悩み続け、ノイローゼ気味になっています。ただ本当の原因は不明です。精神科に行っても、ただ不満を吐き出すだけであって全く改善しません。
それに最近は例の声が聞こえてくるし、急に無気力な状態になります。何かに体力を吸われている気がします。そんな中、先日、私の中でいろいろな気持ちが爆発してしまいました。そして過呼吸になって病院に運ばれたんです 。それからは、立てない、何もできない状態だったため、休職することになりました。どこに行っても対処できませんと言われて、最後の礎見たいな感じです。
Q:カウンセリングを受けようと思ったきっかけは?
自分が治れば、家族の問題も解決するのではないかと思いました。倒れてしまった時、本当に辛かったので、どうにかして変わりたいと思いました。そして変わらなくてはいけないんだとも強く思いました。
Q:カウンセリングを受ける間にどんな変化がありましたか?
すごくスッキリとした気持ちになることが出来ました。幻聴に悩まされて眠れない日が続いていたのですが、今はぐっすりと眠れるようになり、声もほとんど聞こえることがなくなりました。
特にカウンセリングでは、自分の状況を少し上から見るようにする癖をつけました。毎回カウンセリングを受けるたびに心もほっとしましたし、自己肯定感が上がっている ことに気づきました。
Q:改善された今の心境を教えてください。
家族に執着しているのは自分だと分かり、問題は家族にあるのではなく自分の考え方や気持ちの捉え方にある ということが分かったことで、とてもスッキリとした気持ちになれました。
自分自身に問題があったということが分かるだけでこんなにスッキリすることが出来るようになるなんて考えもしなかったので、とても嬉しい気持ちです。
Q:悩んでいる方へのアドバイスをお願いします
全ての事を自分が悪いんだと思ってしまうことも良くないことですが、何もかも相手のせいにしてしまうような考え方は、もっと良くないことだと思います。
まずは理解してくれる人を一人でも見つけることが出来れはすべてが変わり始めます。自分一人では何も解決することは出来ませんので、理解してくれる人を探すことを忘れないでください。そういった小さいことかもしれないですが、改善できる道を探すこともすごく大事な事なんだなぁと実感しました。
公認心理師:吉田澄央
ライフファクトリー東京代表。「改善するカウンセリング」の実現のために、今まで1万回を超える精神科診療に同席。現役の心理師でありながら日平均来院数1000人以上の精神科医院にて、患者相談部門の事務長を任される経歴を持つ精神科医療分野フェッショナル。
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