初回相談の内容
他のところで催眠療法などを受けましたが、良くなるどころかどんどん悪化して、 一時期は自分は何のために生まれてきたんだろう…と悩む日々が続きました。
何の病気なのか?私は一体どうなってしまったのかと訳が分からないため、親や友達にも話せず、 一人で耐えたり、強く意思を持って切り抜けようとしたりしました。でも神経がどんどん過敏になっていく一方で、ほんとうにもうイライラして、頭がどうにかなりそうでした。
どうしても治したくて、ここに通うまで病院やカウンセリングなども一人でお金をためて、内緒で通ったりしていました。 でも良くならず…毎日辛くて、迷惑をかけてしまっている職場の人にも申し訳なくて、針のムシロの上で仕事をしていました。
普通に生活したくて、でもやりようもなくて途方に暮れていました。この症状を治すためだったら、私は命を捨ててもいいぐらい、追い詰められていましたし、治らなかったら命を捨てるしか無い状況まで追い詰められていました。
Q:催眠療法を受けようと思った理由は?
これ以上家族に今の現状を隠し通すのには限界が見えてきました。何よりも一刻も早く改善しなくては、自分自身が壊れてしまうと思い、恐怖でした。
心の中にずっしりと重たいものが載っているような気がして、その重りを少しでも軽くしたいと思いました。
なぜ私だけがこんな思いをしなくてはいけないんだ? みんなと同じように普通の生活が送れるようになりたいし、当たり前だと思っていた普通の生活に憧れました。
Q:催眠療法を受けている最中はどのような気持ちでしたか?
メルヘンが好きな私には、メルヘンの催眠療法?言葉?を使ってくれてすごくしっくりとくる感じがありました。今までの催眠療法では感じることのなかった、全く違う気分を味わうことが出来ました。催眠療法を受けている間、ずっと幸せな気持ちでいることが出来て、すごく充実した時間を過ごすことが出来ました。
Q:催眠療法を受けてみていかがでしたか?
重く苦しかった心が、嘘のように晴れ渡り、すっきりとした明るい心になることが出来ました。何かにイライラすることもなくなり、物に当たる癖まで改善することが出来ました。 また、急に泣き出してしまうこともあったのですが、今ではそれもなくなりました。
こんな自分を産んだ親に怨みをもったこともあり、親へ殺意を抱いたこともありましたが、今ではそういった感情は全くなくなり、逆に生きるということに希望の光が見えてきました。
公認心理師:吉田澄央
ライフファクトリー東京代表。「改善するカウンセリング」の実現のために、今まで1万回を超える精神科診療に同席。現役の心理師でありながら日平均来院数1000人以上の精神科医院にて、患者相談部門の事務長を任される経歴を持つ精神科医療分野フェッショナル。
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