10. 不安障害と催眠療法

経営している会社の先行きの不安や孤独心からはじまり、これからの人生や健康に対し不安が生じ、睡眠薬なしにはほとんど眠れず、原因不明の焦燥感にさいなまれておりました。
会社もそれなりに成長してきて、家庭も円満で、周囲から見たら何も問題のないように映っていたかもしれません。
理性ではどうしなければいけないのか理解できていたつもりなのですが、気持ちが全くついてきてくれません。なんとか気持ちを立て直そうとしても、焦りと不安ばかりが強まり、鬱状態もひどくなっていきました。
その悪化をどうすることもできず、根性と勢いだけで社会を生き抜いてきた私は、はじめて自分が一番どうにもならないことに気付かされ、呆然自失しかできませんでした。自分の意識の強さだけでは届かない世界が、人間の心の奥にはあるとわかるも、対処しようがなかったのです。
どうにもならない心の奥を何とか解決しようと、様々なことを試してまいりましたが、効果が上がりません。そして、やっとその道でぶっちぎりだという岩波先生の存在を紹介してくれた人に出会うことになり、プログラムに参加できました。私の焦燥感も不安感も孤独感も原因不明ではなく、幼き頃からの流れが現在に大きな影響を及ぼしていることを悟ることができました。理性を何段階も飛び越えた直感だけの世界にとても感動しました。

Q催眠療法を受けようと思った理由は?

・経営者として社員と自分の家族を守るために改善しなくてはならないと思いました。
・睡眠薬無しでも、ぐっすりと寝れる様にしないと体がもたなくなってしまうと本気で思いました。
・睡眠薬も聞かなくなり、いよいよ、あぶない状態まできてしまったと感じ、このままではすべてを失い、そして自分自身さえも失ってしまうのではないかと思ったのです。
・ほかの心療内科でもみてもらいましたが、一向に良くなることはなく症状はひどくなる一方でしたので、神に祈る気持ちで受けました。

Q催眠療法を受けている最中はどのような気持ちでしたか?

・すごく心地が良くて、ふわふわしたような気分でした。あまりの気持ちよさにうとうとしてしまうくらい、優しく包まれる感じがありました。
・急に悲しくなり涙が出てきましたが、涙を堪えることもなく自然と感情が溢れてくるような感じでした。
・今まで溜まりに溜まった感情が一気に爆発して、必死に抑え込んでいた感情がこぼれだす様に吐き出すことが出来てものすごくスッキリとした気分になることが出来ました。

Q催眠心理療法を受けてみていかがでしたか?

・ずっと溜め込んできた感情を押さえるものがなくなって、感情の発散とともに出てきたあとは、すっかり不眠も焦燥感も不安感もなくなりました。
・何もしていないけど物事の考え方がガラっと変わり、今までみたいに自分の中に溜め込むような考え方から少し楽観的な考え方になれたことで、心の仲がスッキリと軽くなりました。